まずは英文法をしっかり押さえましょう。

「英語らしい表現」と言った時、皆さんは何をイメージするでしょうか。

日本語にはない単数と複数の区別でしょうか。それとも、冠詞の有無でしょうか。あるいは、否定か否かを最初の方で言うということでしょうか。

数え上げればきりがないし考えるときりがないです。が、意外と盲点であるのが、英語は「やたらと他動詞を使う」ということです。

つまり、わざわざ他動詞を使って言わなくてもいいところをあえてSVOやSVOOやSVOCの形にして言う、ということが挙げられます。

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たとえば、次の例ですが、

This train will take you to Meguro.

日本語の感覚で考えると(というか日本語に訳すと)「この電車に乗れば目黒に行ける」というように、主語(This train)を副詞的に解釈するとうまくいく(日本語訳では、This train が「この電車に乗れば」と副詞的に訳されていることに注意)。

また、全体的に自動詞の文として訳すと自然な日本語になる(take you が「行ける」というように自動詞的に訳されていることに注意)。